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仕事終わりの帰り道、きらびやかな夜の街を映し出す自分だけの世界
キヤノンマーケティングジャパン
2018.12.10 10:00
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グラフィックデザイナーから動画の編集者に転身したHARUTAさん。その動画の編集を勉強するきっかけとして手に入れたデジタル一眼レフカメラで、写真が趣味のひとつになっていく。身近な街並みやファッションをテーマに、渋谷、新宿の夜を鮮やかに映し出した写真を数多く撮影。作品を投稿しているインスタグラムが人気急上昇中だ。そんなHARUTAさんがハマった写真の魅力とは?
仕事終わりの帰り道 きらびやかな夜の街を映し出す
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Q)HARUTAさんが選んだ「大切な1枚」について教えてください
A)気に入っている写真はたくさんありますが、強いて言うならコレかな。1年半ぐらい前に一眼レフを手に入れて、最初に撮影した1枚です。場所は京王井の頭線の渋谷駅。職場が近く、よく通っていたこの場所を見つけて、面白い写真が撮れそうだなと思ったんです。ただ、ここで撮影した写真をネット上で見たことがなくて、「なんで誰もここを撮らないんだろう」って不思議に思っていました(笑)。それで、初めて買った一眼レフを手にして、真っ先に撮りました。だからか、この写真には思い入れがありますね。
Q)動画の編集者になる前は写真に興味がなかった?
A)いえ、写真はもともと好きでした。前職はグラフィックデザイナーだったんですが、通っていた大学が芸術学部で、グラフィックデザインの勉強をしていました。そこで、写真を作品作りの素材として扱うことも多かったんです。当時はスマートフォンで撮影した写真を加工してインスタグラムで投稿したりしてました。グラフィックデザイナーの仕事を辞めて「一度違うことをしよう」と思っていた時、学生時代の知人が映像編集の仕事を紹介してくれたんです。最初は編集者のみだったのですが、そのうち現場で一眼レフを渡され、動画を撮るようになって……。使い方がわからなくて、コレは勉強しなくちゃと(笑)。
Q)インスタグラムでは夜の街の写真が多いですね
A)仕事が終わるのが遅いんです(笑)。写真には興味があったので、奮発していい一眼レフを買いました。撮影するのは夜、仕事が終わってからが多いですね。場所は職場から近い渋谷や新宿が中心です。きらびやかな夜の街が好きで、直感でいいと思ったものを撮るようになりました。ハッと感動するような光景でも、写真に撮らないと忘れてしまう。それを残しておきたくて、インスタグラムに投稿するようになりました。写真の世界観を崩したくなくて、もともと投稿してあった雰囲気の違う写真は削除してしまいました。
写真を通していろんな人と繋がりたい
写真を撮ることによって 世界が広がっていく
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Q)写真で表現する上でのこだわりは? 
A)最終的な完成図を想像していません。あまり技術的なことは考えず、気にしないで撮っています。自分がいいと思ったら深く考えずにシャッターを押しちゃう感じです。夜の街に行き交う人々や、ネオンやイルミネーションで輝く光景が好きで、光を意識して撮影するようになりました。日常の光景ですが非日常を表現したく、仕事での映像の編集も作業中にテイストを変えることが多いです(笑)。だから、渋谷や新宿なのに、周りから「日本じゃないみたい」ってよく言われています。
Q)HARUTAさんにとって写真の魅力とは……
A)仕事が忙しくてなかなか時間がないのですが、写真を撮ることはとてもリフレッシュになっています。普段見えている光景が、違う世界に見えるのがいい。理想の現実を作っていく感じですね。どこかに出かける理由にもなっています。普通だと思い出を作りに旅へ出かけて「思い出を撮って残そう」っていう感じなのでしょうけど、自分にはそれがモチベーションにならない(笑)。単純にいい写真が撮れるとテンションが上がるし、どこかに出かけたくなります。休みの日に友人と一緒に撮影に行っても、それぞれがいいと思う感覚が違うので、同じ写真にならないのが面白い。
Q)写真をはじめたことで変わったことは?
A)友人が増えたことです。インスタなど、写真をきっかけに興味をもってくれた人と一緒に撮影しに行くことも多いですね。それまで自分が撮った写真に価値があると思っていなかったんです。自信がないだけかもしれないけど、「いいと思ってくれる人がいればいいかな」くらいでした(笑)。見てくれる人がいて声をかけてもらえることが増えて、職場でも写真という趣味を通じて会話が増えました。人間関係も行動範囲も広がったと思います。今は撮影することが本当に楽しい。これからも、写真を通じてもっといろいろな人と繋がっていきたいと思っています。
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友人と帰宅途中、新宿で撮影。流し撮りでここまで上手く撮れたことがなかったので、テンションが上がったそう
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HARUTAさんの写真を気に入ったモデルからオファーをもらって撮影。意図したわけではなく撮れた一枚
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アメリカにいる友人を訪ね、ロサンゼルスにて撮影。クルマで友人が案内してくれたオススメの場所
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光の中を行き交う鉄道を撮りたくて、3日間通いつめて撮影。100%納得ができていないので、再チャレンジする予定
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ハロウィンの時の渋谷スクランブル交差点。「毎年参加はしたくないけど、写真は撮りに行きたいと思わせてくれるイベントです(笑)」
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夜桜を撮りに中目黒へ。撮影に行く時期が少し遅く、見頃を逃した。「来年リベンジします!」と意気込む
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(プロフィール)
HARUTA(映像編集者)
1991年生まれ。大学時代にグラフィックデザインを学ぶ。卒業後、グラフィックデザイナーを経て映像編集者へ。1年半ほど前に動画撮影の勉強するために手に入れたデジタル一眼レフカメラで写真撮影の楽しさに目覚める。撮影場所は、仕事帰りの夜の街がメイン。学生時代から古着が好きで、ストリートやファッションをテーマにすることも多い。