日本中を歓喜と興奮の渦に巻き込み、新しい時代を見せてくれた、SAMURAI BULE。そのサッカー日本代表を1978年から応援し、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)と40年以上にわたり手を携えてきたのが、サッカー日本代表オフィシャルパートナーのキリンです。サッカー日本代表の応援をはじめ、サッカーの力で被災地を応援する「JFA・キリン ビッグスマイルフィールド」など、JFAとキリンは、サッカーの力で日本を元気にする数々の活動を共に取り組んできました。
そんなJFAとキリンによる新たな取り組みが、千葉市幕張の高円宮記念JFA夢フィールドで、12月10日に開催された「キリンファミリーチャレンジカップ2022(以下ファミチャレ)」です。ファミチャレは、「ウォーキングフットボール」という老若男女問わず誰もが楽しむことができ、家族や大切な仲間との絆を深められる、“走らない”サッカーのイベント。人と人との繋がりが希薄になってきている昨今に、大切な人との繋がりや絆を深められる機会を提供するこのファミチャレには、元サッカー日本代表や元なでしこジャパンの選手たちもスペシャルゲストとして参加。快晴のもとに、家族の笑顔があふれたファミチャレ当日の模様をレポートします。
ウォーキングフットボールとは、その名の通り歩いてプレーするサッカーのこと。年齢や性別を問わず、サッカー未経験者や運動が苦手な人など、誰でも楽しめることも特長のひとつです。今回のファミチャレは、ウォーキングフットボールを通じて家族や大切な仲間とのつながりや絆を深めることを目的に、サッカー日本代表もトレーニングで使用する天然芝のピッチで開催されました。
当日は午前と午後の部に分かれ、子どもから大人まで約400人、合計44チームが参加。家族や仲間と6人以上でチームを組んで、それぞれ4試合をプレーしました。
親子三世代で結成されたチーム「FC藤高」のお父さんに話を伺うと、「走らないですし、接触もないということを知って、おじいちゃんとおばあちゃんも誘って参加しました。子どもたちとの世代を超えたコミュニケーションは貴重な体験でした」と笑顔。またお母さんも「長男と次男の息子2人以外は、サッカー未経験者で不安もありましたが、あまり激しくないウォーキングフットボールでしたので楽しんでプレーできました」とコメント。「やっぱりボールを蹴るのは難しいですね(笑)」と語ってくれたおじいちゃんは、普段テニスで身体を動かしていて多少自信はあったそうですが、思ったより苦戦してしまったようです。「私はとにかく孫たちと一緒に身体を動かすことができたのが一番の喜びです」とおばあちゃんも興奮した様子。そしてサッカー経験のある長男と次男は声を揃えて「おじいちゃんやおばあちゃんに、一緒にサッカーをやろうよって言いにくいけど、ウォーキングフットボールなら言えるかな。また機会があったら絶対に参加したいです!」と元気よく答えてくれました。他の家族で参加されたチームの皆さんも、一様に「家族が団結できて楽しかった!」と語ってくれたのが印象的でした。
サッカー界のレジェンドたちもゲストプレーヤーとして参戦!
左から NJ/NY ゴッサムFC所属 川澄奈穂美さん、元サッカー日本代表 播戸竜二さん、同 永島昭浩さん、元なでしこジャパン 宮間あやさん
スペシャルゲストとして参加した元サッカー日本代表・永島昭浩さん、播戸竜二さん、元なでしこジャパン・宮間あやさん、現在アメリカのNJ/NY ゴッサムFCに所属する川澄奈穂美さんの4人も各チームに交じってプレー。
普段、テレビで見るレジェンドたちとプレーできる貴重な体験に、子どもたちだけではなく大人も、緊張と興奮を隠しきれない様子でしたが、プレーが進むにつれて、徐々に緊張もほぐれ、会話も弾むように。レジェンドからのパスで見事ゴールを決めると、ゴールパフォーマンスを披露したり、みんなでハイタッチや円陣を組んで喜ぶシーンが各ピッチで見かけられました。
プレー後の播戸さんと川澄さんに感想を伺いました。
播戸さんからは「コロナ禍の影響によって孤独感を抱えている人も多いかと思いますが、こういったウォーキングフットボールのイベントを通じて人とのつながりを感じてもらえたら嬉しいです。サッカーはどうしても足の速さや身体の大きさといった能力の違いが大きく影響しますが、今日ウォーキングフットボールをプレーしてみて、勝ち負けでなく楽しむためにやるものなので、初心者の方でも自由に自分の考えでボールを蹴ったり止めたりできますし、サッカー以上に広くたくさんの人にプレーしてもらえるスポーツだなと感じました。家に帰ってからも家族と今日の話題でぜひ盛り上がってほしいですね(笑)。だからこそ、ウォーキングフットボールをもっと多くの人たちに知ってもらいたいです。サッカー界だけにとどまらず、さまざまなスポーツ、競技と連携したり、あるいは芸術や文化などと組んでみたりと、あらゆる可能性を模索しながら広められたらいいですね。また、SDGsやサステナビリティといった観点からもウォーキングフットボールは最適なツールだと思います。大人になっても、おじいちゃんやおばあちゃんになってずっとプレーできるスポーツですので、楽しみながら続けていって欲しいです」とコメントをいただきました。
川澄さんからは「私は今日初めてウォーキングフットボールをプレーしたのですが、小さな子どもたちからお年寄りの方々まで年齢・性別を問わず楽しめる本当に魅力的なスポーツだなと実感しました。相手が保持しているボールを取らないというルールがあるので簡単に前へ進めそうですが、実際は前をふさがれているだけでも難しいなと思いました。ドリブルだけではなく、みんなでいい角度に立ってパスワークでゴールに向かっていくのがベストかなと。なので、やっぱりチームの結束力が大事ですよね。かつて私が一緒にプレーしてきた、なでしこジャパンは絆を体現したようなチームでした。仲間たちとサッカーを通じて出会えたことは自分の財産になっています。みなさんもファミチャレに参加して、ウォーキングフットボールを通じて家族や仲間との絆をより深めてもらえたら嬉しいですね」と、貴重なお話をそれぞれ伺うことができました。
本イベントを主催したJFAとキリンの担当者にもお話を伺いました。キリンの河内佑真さんは「今日のファミチャレが、同じチームでプレーした家族や仲間とのつながりや絆を再認識したり、これまで以上にその絆を深めるきっかけになっていたら嬉しいです。サッカーやウォーキングフットボールを通じて、皆さんの暮らしにますます笑顔があふれることを願っています」と今回の取り組みについてコメント。
また、JFAの池田千佳子さんは「サッカーを始めるのは少しハードルが高いと感じていらっしゃる方も少なくないと思います。でも、ウォーキングフットボールであれば、子どもたちでも高齢のおじいちゃんやおばあちゃんでも一緒にプレーができたりと、サッカーを知るひとつの窓口として最適なスポーツです。こういった活動をキリンさんと取り組めるのは本当に意義のあることだと感じています」と、取り組みへの想いを語っていただけました。
家族や仲間との絆を深めたキリンファミリーチャレンジカップは今後、全国各地で開催!
キリンによる「復興支援 キリン絆プロジェクト」の一環として2011年9月に立ち上げた「JFA・キリン スマイルフィールド」や、今回の「キリンファミリーチャレンジカップ2022」など、JFAとキリンによるサッカーの力で日本を元気にする取り組みは多岐にわたります。人と人とのつながりが希薄になっていると言われる昨今、誰もが参加できるファミチャレでの体験を通じて、多くの方々が家族や身近な仲間とのつながりや絆を深めることができたはず。JFAとキリン、両者によるこれからの取り組みにますます注目です。