これは知らなかった!梅雨でもニオわせない洗濯術
antenna*
2021.06.14 10:00
洗濯物が乾かない、ニオイやすいといった洗濯悩みが一気に深まる梅雨が到来。この時期に部屋干ししてもニオわない秘訣は果たしてあるのか? 洗濯ハカセこと神崎健輔氏に伺いました。
いちばん避けたい「いやなニオイ」はなぜ起こる
――梅雨の始まりとともに洗濯物のニオイが気になりだしたのですが、これって私だけでしょうか…。
この時期はみなさん洗濯で悩んだり困ったりしますよね。
とりわけニオイですよね。そして、乾かないということでも苦労されている印象です。
コロナ禍の影響でどちらの家庭も洗濯物の量が増えているようですが、それによって洗濯物を干す場所が密林のような状態になっているともよく聞きます。
そうすると乾かない状況に拍車がかかり、やはり、ニオってしまう。
――ニオイは本当に強敵です…。ところでそもそも、なぜニオうのでしょうか?
大きな要因は菌です。ニオイ菌が、一定の条件が揃うと増殖しニオイを放ってしまうんです。
条件というのは、たとえば乾くまでの時間です。洗濯機が止まってから長時間放置しておくと繁殖してしまうんですよ。
そして、落ちきっていない汚れもニオイの要因のひとつです。汚れが残っていると油っぽいニオイがしてきますが、こういった皮脂や汚れはニオイ菌の餌になるんですね。餌が多いと、ニオイ菌も繁殖しやすいわけです。
――乾かすのに時間がかかり、汚れが残っていると、とんでもないことになるというわけですね…。
ちなみに乾いた時にニオわなかったとしても、油断できません。戻り臭と言うのですが、衣類を着用した際に汗が蒸発することでニオう場合がありますからね。
――も、戻り臭…! これも梅雨ならではなのでしょうか?
戻り臭も含め、ニオイ菌による嫌なニオイは梅雨どきに起きやすいんです。梅雨と同じように冬の部屋干しも乾きにくいものですが、梅雨のほうが発生しやすいですね。その理由は気温が高いことです。ニオイ菌がもっとも繁殖しやすい温度は30〜40度前後でして、じめじめとして乾きづらいのに、さらには部屋の温度まで暖かくなってしまうこの時期は、ニオイ菌にとって好都合なわけです。
ミッション!梅雨どきの部屋干し臭を撲滅せよ
――ハカセ、梅雨どきの部屋干しは強敵すぎます。知恵という名の武器をください!
はい、お任せください!
汚れをしっかり落とすこと、そして長時間乾かなくてもニオイ菌によるイヤなニオイが生まれないことがポイントです。ですので、この時期は特に洗濯洗剤にこだわって欲しいですね。
おすすめは、アタックZEROです。
――なぜアタックZEROが良いんですか?
まず、アタックZEROは汚れを残さないという点で優秀です。
汚れを残さないためには、「汚れを落とすこと」に加えて、「洗濯中に洗濯水にしみ出た汚れを再付着させない」ということもポイントとなります
アタックZEROは落ちにくい汚れを満遍なく落としてくれるだけでなく、洗濯水の汚れを再度付着させない力がとても強いです。洗浄における総合力が高いんですね。
そしてアタックZEROには「抗菌+(※1※2)」の機能が付いています。
――おぉ、抗菌! 抗菌効果が付いた洗濯洗剤って最近増えてきているように思いますが、アタックZEROの抗菌効果(※1※2)にはどんな特徴があるのでしょうか?
抗菌の効果は一般的に菌の繁殖を抑制するものなのですが、アタックZEROがユニークなのは、ニオイ菌の代謝を制御することでニオイにくくする機能が備わっていることなんです。
私たちも、食べたものでニオイが変わりますよね。ニオイ菌も同じなんです。ニオイ菌がニオわなくなるようダミーのエサを取り込ませるのがアタックZEROの「抗菌+(※1※2)」です。
だから、アタックZEROがあれば「たとえ湿度80%の状態で1cmの間隔で干したとしても」ニオわせないことができるんですね。
――ニオイ菌一つひとつのニオイをコントロールしようというのは、実に画期的な発想ですね!
部屋に洗濯のジャングルが生まれるような梅雨時期は、菌の繁殖を抑制するだけでは足りないですからね。
私も何度も使っていますが、ニオイを感じません。
いつも「指3本分ぐらいは開けて干すのが良いですよ」と話しているのですが、そういうことが難しい人にこそアタックZEROをおすすめしたいですね。
ちなみにアタックZEROには洗濯槽の防カビ機能(※1)も付いています。こちらも、ニオわせないための一助になりますね。とはいっても洗濯槽のクリーニングは、できれば月に一度、それが難しくともせめて半年に一度は行ってほしいですが。
――アタックZEROなら「菌が繁殖しにくい」「さらに、ニオイ菌をニオわなくしてくれる」ということですね。毎年悩まされている梅雨どきの部屋干し臭に、今年こそついに勝てそうです!
※1 すべての菌・カビの増殖を抑制するわけではありません。
※2 抗菌に加えてニオイ菌のニオイ代謝を制御。
ニオいにくいとはいえ、早く乾かしたい! そのコツとは?
――早く乾かすためのコツなどはあるのでしょうか?
まず基本となるのは、生地と生地がくっつかないような干し方をすることですね。
たとえば、ズボンは裏返して干すと、ポケットの部分が重なりにくくなります。シャツなどの場合はハンガーは太めのものを使うのが良いですね。
洗濯バサミが付いた角ハンガーを使う場合は、両端に長い衣類を、中央に向かって短い衣類を吊るしていくアーチ干しにすると良いです。気流が生まれやすいのでより早く乾きますよ。
あとは、低い場所より高い場所に干すのもポイントですね。床下には湿気がたまりやすいですから。
――なるほど! 低い場所より高い場所というのは特に盲点かもしれません。
それと、これも実際に実験したことがあるのですが、エアコンは除湿より冷房が良いです。
――えっ意外! 湿度を下げる機能だから良さそうに思いエアコンは除湿にしていました。
冷房だと気温とともに湿度も下げてくれるんですよ。一方、除湿は人間にとって心地よい状態を作るための機能なんですね。なので、洗濯を乾かすなら冷房です。
――ちなみに厚手のものや大物などはどうするのが良いでしょうか? バスタオルとかシーツとか。
こちらも基本は先ほどと同様で、生地同士がなるべく重ならないようにするのが大事です。
ですので、バスタオルはピンチハンガーで干すのがおすすめです。普通のハンガーを使う場合は、ストールやマントを羽織るように干すと良いですよ。
それと、タオル類は干す前に10〜20回ほど振り捌いてくださいね。タオルのパイルが立つので湿気が蒸発しやすくなりますし、乾いた後のふんわり感もアップします。
シーツは大型のハンガーを2つ使ってM字型になるように干すと良いです。
――ありがとうございます。早速試せるコツばかりですね。
こういった乾かし方をするには干すスペースが必要になってきますので、雨でも毎日ちょこちょこと洗ってくださいね。
ニオイ対策の面でも優秀なアタックZEROであれば、雨の日でも気落ちすることなく洗濯できますよ。
梅雨どきの部屋干しにこそ頼れるアタックZERO
生乾き臭ゼロへ、落ちにくい汚れゼロへ、洗剤残りゼロへを実現するアタックZEROは今の時期の心強い味方。抗菌+(※1※2)機能のほか、ウイルス除去(※3)機能、洗濯槽の防カビ(※1)機能も。プッシュ式の容器なので使いやすさも魅力です。
※1 すべての菌・カビの増殖を抑制するわけではありません。
※2 抗菌に加えてニオイ菌のニオイ代謝を制御。
※3 すべてのウイルスを除去するわけではありません。エンベロープタイプのウイルス1種で効果を検証。
語ってくれたのは
洗濯ハカセ・神崎健輔氏
洗濯・シミ抜き職人。実家の老舗クリーニング店「白洋社」部長。株式会社クラスタス CTO。「洗濯ハカセ」として、家庭でもできる洗濯・シミ抜き術を発信中。テレビや雑誌等、メディア出演多数