で、「ホンモノ」ってどうやって作られるの?自分らしく生き抜くために
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2020.11.19 12:00
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センスに満ちた「らしさ」を纏う人には、ホンモノを見る目があるという。けど、そうなるにはどうすれば…? そんな君に、捧げたいのが本記事だ。トレンドを見つめホンモノを発信し続ける敏腕編集者・芦谷富美子さんが最近人気のレトロカルチャーについて考察。さらに、その背景を紐解くと、ホンモノだけに宿るものが見えてきた!
ラジオ、音楽、カメラ…いま旬なレトロカルチャーを分析!
1991年より『Hanako』『Hanako West』『anan』『Olive』『BOAO』『POPEYE』『Casa BRUTUS』などの編集部に在籍し、2018年11月に『GINZA』の編集長に就任した芦谷さん。GINZAは創刊以来23年、東京発のモード誌として、最先端のファッションやヘアメイクに加えてカルチャーの発信にも注力。
性別を問わず、感度の高い人たちから支持を集めている。

芦谷編集長(以下、芦谷) 日本の出版社が作るモード誌として、東京発信のファッションやカルチャーをメインに紹介しています。毒っ気のあるおしゃれが好きな読者に向けて、そのとき一番旬なものを取り上げ、既視感のない誌面を作ることがモットーです。

GINZAはトレンドスポットの紹介や文化人のコラムも充実。ジャンルレスで賑やかな楽しさが凝縮されているのも人気の理由だ。

芦谷 雑誌はおもしろいことが一番。教科書のように何かを啓蒙する気はまったくないんです。GINZAは雑誌のエンターテインメント部門として、文化的なものを見たい・知りたいという欲を満たせる存在でありたい。生活のなかで、ホッとしたりお気楽になれたりする時間を提供できればと思っています。
GINZA2020年8月号では、80〜90年代のトレンディドラマのおしゃれにフィーチャー。「1987年生まれのスタイリストの視点から、当時のファッションを分析してもらいました」
たとえば4月号では全国47都道府県の喫茶店の特集が組まれるなど、いま私たちに人気のカルチャーは、喫茶店をはじめ、レコードや銭湯といったレトロなものが中心。ただ、1つのジャンルが人気というよりは「レトロカルチャーはさらに多様化している」とのこと。

芦谷 ラジオ、なかでもAMを聴く若者が増えていますね。情報があふれる時代に、音の情報に特化したラジオをあえて選択するのは、情報量を制限したいという気持ちの表れなのかも。

70年代や80年代の音楽も流行っていて。GINZAのウェブサイトでは松田聖子さんを発掘した音楽プロデューサーの若松宗雄さんにインタビューした連載『松田聖子の80年代伝説』の反響がとても大きいんですよ。
GINZA2019年4月号では「ベルサイユのばら×GINZA特製封筒3種」を特別付録に。池田理代子による漫画作品『ベルサイユのバラ』は1972年生まれ
アプリでラジオを聴いたり、気軽に過去の音楽を楽しめるのもスマホ時代ならでは。一方、スマホにはないものをレトロカルチャーに求めるムーブメントも。その1つが、インスタントカメラ。1986年に発売した「写ルンです」、1998年発売の「チェキ」はそれぞれ機能がアップデートされ、いま人気が再燃しているという。

芦谷 スマホで簡単にできることが増えたいま、手間のかかることこそ刺激的。時間に追われて余裕がなくなりがちないまの時代にレトロカルチャーの楽しさに目を向けられるって、感性が豊かですばらしいことだなと思います。
牛乳箱も密かなブームなのだそう。牛乳配達が一般的だった昭和中頃まで家の軒先に置かれていたが、いまではほとんど見かけない。「ネットオークションなどで牛乳箱を購入して、インテリアとして楽しむ人たちが増えています」
レトロなアイテムを自分なりにミックスして楽しむのがトレンド
さらに、「ファッションやヘアメイクにもレトロブームは来ています」と芦谷さん。私たちにとって新鮮なおしゃれも、当時を知る芦谷さんには懐かしいものとして映ることも多い。

芦谷 たとえば、フレアパンツやケミカルウォッシュのデニム、おへそが出るトップス、セーラーカラーや水玉、ボウタイなどが最近のトレンド。GUCCIの2020年秋冬のメンズコレクションで発表され男女問わず人気を得ている「ジャッキー 1961」は、歴史あるバッグの現代版です。

当時の形、そのままではなく、時代に合うように微調整されバージョンアップされています。また、今の人たちは定番アイテムや古着とミックスするなど、自分の好きなレトロアイテムを選んで取り入れています。
「当時は今より、若者のファッションが社会現象として注目をされていた」と芦谷さん
デザインのバリエーションも、当時より選択肢が多いそう。

芦谷 たとえば、1830年代にイギリス王室のヴィクトリア女王のために作られ王室から庶民に広まったと言われているサイドゴアブーツも、ある意味ではレトロカルチャー。世界中で人気になり日本でも多くの人が履いていました。そんなサイドゴアブーツも、2020年のいまでは、サイドゴムに趣向を凝らしたりソールを透明にしたりと、実にさまざまなデザインが発表されています。
向かって右は、20世紀にドイツで作られたベーシックなサイドゴアブーツ。左の2種は今シーズンの新作だ
デザインは多様化しているものの、サイドゴアブーツが200年近くに渡り支持され続けるのに本質的な理由はあるのだろうか。

芦谷 なんといっても、靴に最も必要とされる履きやすさが備わっているからですね。使い心地のベースがしっかりしているから、多様化という進化を遂げられる。こういう基本的なところと時代性を兼ね備えたものこそ「ホンモノ」なのだと思います。

進化しつつ時代を超えて支持されるのは、今秋発売されたホンダの軽乗用車、新型N-ONEも同様だ。

今から53年前に誕生したN360が、N-ONEの原点。愛らしい見た目、当時の軽の常識を覆す車内の広さとパワー、運転のしやすさで若者を中心に人気を博した N360のいいところを継承しつつ、走りと乗り心地、そして安全性においてさらなる進化を遂げている。

芦谷 N-ONEも車としての本質的な価値があるから愛され続けるんだと思うんです。ミニマムでデザイン性が高い見た目も魅力。そして、サイドゴアブーツでいう「履きやすさ」と同じように、使い勝手の良さや運転のしやすさといった車としての実力がきちんと備わっているんです。

また、N-ONEは、ナチュラルボーンでセンスのいい人のよう。丸目のヘッドライトや四角いリアランプ、ブーツのような台形フォルムなど、N360のセンスの良さを踏襲しているので、外連味をつけなくてもかっこいい。派手に着飾らなくてもおしゃれな人みたいですよね。

芦谷さん、さすがファッショニスタならではのご名言!
時代とともにアップデートし続けることがホンモノの条件
カルチャーやファッションにおいて、時代に左右されない本質的な価値を持ちながら、アップデートし続けるものこそホンモノであり、時を経て選ぶ人が変わっても支持されると教えてくれた芦谷さん。それでは、ホンモノを見極める目はどのように養ったのだろうか。

芦谷 今でも見極められる自信はないのですが(笑)、たくさんのホンモノと出会ったことで、編集者としての勘は養うことができたかな、と思っています。

芦谷さんに大きな影響を与えたホンモノの1つが、歌舞伎。江戸時代の初めに庶民から熱狂的に支持された「かぶき踊り」が歌舞伎の始まり。新しい要素を取り入れ、音楽や舞踊と一体になった演劇として歌舞伎が成立した。時代とともにさまざまなアップデートを重ね、日本を代表する伝統芸能の1つとなったといえる。

芦谷 会社から歌舞伎座が近く、入社したときに先輩から勧められたのでためしに観てみたら、専門的な知識がなくてもすごくおもしろかった。それ以来、1日に昼と夜の2公演観るほど夢中になりました。
また舞台も大好きで、つかこうへいさんや蜷川幸雄さん、野田秀樹さん、大人計画などの演劇をよく観に行っていましたね。歌舞伎や舞台で、名優によるホンモノの演技を観たことは、幅広いカルチャーを扱ういまの仕事に役立っていると思います。
ホンモノとの出会いを重ねれば、自然と自分らしさは手に入れられる
自分らしさは一朝一夕には手に入らない。でも芦谷さんのようにホンモノとたくさん出会って吸収するうちに、自然と手に入れられるのかもしれない。

芦谷 手当たり次第でいいので、興味を持ったものは何でも観て、やってみようという気持ちを持つことが大切。たとえば美術館に行かなくても、誰かが投稿したSNSを見れば概要はわかるかもしれませんが、自分の目で直接作品を観れば本質を理解でき、自分のなかにすとんと落ちてくる。
知識だけでなく、身になる体験を重ねることです。そうすれば、無理してホンモノを見つけようとしなくても、向こうからやってくるようになります。私は特別な才能などないのですが、芯を持った先輩方と出会っていい影響を受けたことで、知識や興味の幅がぐんと広がりました。
さらに、「車を運転することも自分の可能性を広げることの1つ」と芦谷さん。

芦谷 車は動く個室。運転に集中しながら、合間に考えごとをしたり音楽を聴いたり、自分に向き合うことができますよね。自分だけの空間を移動できる、車にしかない楽しさ、快適さをぜひ知ってもらいたい。そのきっかけとして、高い機能性を持つN-ONEに乗るのは、賢い選択の1つだと思います。
What’s 芦谷富美子’s Only ONE?
自分に刺激を与えてくれるもの。毎日を楽しく過ごすために欠かせません。仕事もプライベートもただ漫然と過ごすのではなく、たくさんの刺激を受けて、精一杯全力で楽しみたいと思っています。
“自分らしさ”にフィットする車、新型N-ONE
ホンダ初の軽乗用車として誕生したN360の本質的価値を継承するN-ONEの新型モデルが登場。丸目はさらにくっきりと、そしてフルLEDのリアコンビネーションランプはさらに存在感を増した。
インテリアデザインでは、ミニマルデザインを追求して「運転の楽しさ」と「くつろぎ」を目指した。グッと広さを増した助手席は足を組めるほどのゆったりとしたスペースを実現。

さらに、充実した安全運転支援のための新機能も搭載され、自分らしさにフィットする唯一無二の車になっている。
あなたにとってのOnly ONEなものを教えて! Only ONE AWARD開催中
新型N-ONEに乗って行きたい思い出の場所や、大切にしているもの、あるいは記憶に色濃く残る体験など。
現在、N-ONEの特設サイトで「まさにこれこそ自分っぽい」「これってきっと自分だけ!」というような、あなただけの“ホンモノ”を募集しています。そのホンモノにまつわるエピソードに、写真を添えて応募してみよう。

応募者の中から、Only ONE AWARD大賞を2名選出。選ばれると、fox capture planがあなたのために特別に作った曲を録音したレコードをプレゼント。応募されたOnly ONEエピソードをもとにアイデアを膨らませ、オリジナルの楽曲に仕上げていきます。

さらに、音源を焼いたレコードはキンシオタニのオリジナルイラストを施したカバーに収納。イラストも、寄せられたエピソードと写真をもとに一から起こしていきます。
fox capture plan
“現代版ジャズ・ロック”をコンセプトとした情熱的かつクールで新感覚なピアノ・トリオ・サウンドを目指す3人が集まり結成。TBS “カルテット”、フジテレビ系月9 “コンフィデンスマンJP”等ドラマ劇伴をはじめCM・ゲームなど多方面の楽曲制作を担当。過去にブルーノート東京単独2DAYS公演を開催。今月は前作のリリースより2年振りとなる8枚目のフル・アルバム『DISCOVERY』のリリース。東京国際フォーラムでの単独公演も実施。
キンシオタニ
東京生まれ。イラストレーター、文筆家。全国の雑貨屋で販売された「長い題名シリーズ」のポストカードで注目され、様々なメディアでイラストを発表するほか、作品集の出版、メディア出演、パフォーマンスやトークイベントの出演や企画を行なっている。大きな仕事から個人的な仕事まで、その幅の広さは他に類を見ない。また長年の旅の経験から日本各地の街を独自の視点で語り、多くの支持を集めている。
サイドゴアブーツ:[写真左]ブーツ¥68,000/MONCLER(モンクレール ジャパン 0120-977-747)

撮影/和田真典 取材・文/川端美穂(きいろ舎)
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