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「諦めない気持ち」でミュージックビデオを生み出す、加藤マニの仕事術とは?
antenna*
2020.03.26 10:00
Sponsored by ORIX Group
春、新年度を迎えると気分が改まり、新たなことに挑戦したい!という意欲も高まります。「やる気MAX!ORIX!」をキーワードに、イチローさんと川栄李奈さんが出演しているオリックスグループの企業広告シリーズの新CMでは、多様な働き方に対応する「クロスオフィス」を紹介。さまざまな事業を通じて活力ある社会づくりに貢献することを目指すオリックスグループが、都内7拠点で展開するシェアオフィスです。
今回は、駅周辺に数々の美術館があり、クリエイターの拠点として人気が高い六本木に位置する「クロスオフィス六本木」で、年間50本以上のMV(ミュージックビデオ)の企画・監督・編集を手がける・加藤マニさんに、クリエイティビティを発揮する仕事術について伺いました。
ネットなど視覚から得た情報を脳内にストック
―ここ「クロスオフィス六本木」は、“アート アンド デジタル”がコンセプト。レセプションやコワーキングスペースには、アーティスト・須田悠さんの「クロスする=交わる」をテーマにしたウォールアートが施されています。
加藤マニさん(以下:加藤) 入ってすぐにインパクトのあるアートが目に飛び込んできて、おしゃれな空間だなと感じました。
シェルフに置いてある雑誌やアート関連の本もいい感じですね。編者が明らかな本の方が、ネット上の匿名記事と比べ、より正確とされる情報や知識を体系的に得られるので、映像制作時の参考にすることもあります。
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―年間50本以上ものMVの企画・監督・編集を1人で行っている加藤さん。現在は、どのくらいの量のお仕事を抱えていらっしゃるのでしょうか?
加藤 えーっと、今は企画や編集など工程の異なる状態の仕事が、合計11本あります…たぶん (笑)。今みたいに能動的に思い出さない限り、常に仕事の本数を意識しているわけではないのですが、抱えている仕事の本数がすぐに出てこないというのはいい精神状態なんだと思っています。ネガティブに働くストレスやプレッシャーと常に隣り合わせではないようにしているのかもしれません。
―MVのアイデアはどんなふうに発想するのですか?
加藤 だいたいは歌詞の印象的なフレーズを膨らませたり、お話に変換させたりして制作しています。日頃、アイデアを頭の中の引き出しに蓄積しておいて、音源をいただいたときに「この曲だったらこれかな」と、引き出しを開ける感じです。普段、CMや映画だけでなく、TwitterやFacebookで知り合いから流れてくる動画も参考にしています。ネット上で流行った画像や動画などのいわゆるインターネット・ミームからも、自然とヒントをもらっていますね。
学生時代のようなラフな会話ができる仕事空間が理想
―視覚から自然と入る情報が、MVを企画するときに役立っているのですね。「クロスオフィス六本木」はウォールアートやデジタルサイネージで装飾され、視覚的な刺激を得られるのが特徴です。また、セキュリティを重視した個室オフィスと、開放感があるコワーキングスペースを完備していて、仕事の内容やそのときの気分に応じて、自由に使い分けられます。コワーキングスペースは、少人数での打ち合わせにも適したコミュニティゾーンと、集中が求められる作業にも適したクワイエットゾーンの二種類があります。
加藤さんは1人で映像編集などの仕事をされるとき、どのエリアを使ってみたいですか?
加藤 会話や音楽など、程よい雑音があったほうが集中できるので、コミュニティゾーンで作業をしてみたいですね。フリーランスって、ほぼ毎日のように顔を合わせるような人がいないんです。ときには「今日話した相手はコンビニの店員だけ」ということもあります。以前、数人でオフィスをシェアしていたのですが、ドアを開けると知っている人がいてちょっとした会話ができるって、楽しいですよね。学生時代みたいで。人と交流することは、仕事のモチベーションアップや憩いの時間になるので、あるとないとでは大違いだと思います。あとは、フリーランスでも家に閉じこもって仕事をするより、オフィスと家を移動する時間があった方が、気持ちを切り替えて集中して取り組むことができると思っています。
―1人で集中して行う作業以外に、打ち合わせも多いのでしょうか?
加藤 アーティストやスタッフとの打ち合わせはとても多いですね。このオフィスのように、ガラス張りで自然光がよく入る明るい空間で打ち合わせをした方が、やっぱり気分も晴れやかになるというか、対話が進みますよね。ちなみに打ち合わせは、なるべく短時間で集中して行うようにしています。2時間でいいアイデアや答えが出なければ切り上げて、リフレッシュしてから後日実施。片や編集作業は6時間ぶっ続けで行うことも。企画と映像編集では頭の使い方がまったく違う気がします。
―MVの撮影ではアーティストやスタッフなど多くの人と関わっていらっしゃいますが、人と交わるうえで大切にしていることを教えてください。
加藤 撮影中、悪い空気を作らないようにすることですね。殺伐とした雰囲気で、アーティストに「笑って」と言っても、「こんな空気で言われましても…」ってなるでしょうし(笑)。現場の雰囲気が悪くならないように「すみません」と「ありがとう」をよく言います。わたしは1回の撮影にいろいろなことを盛り込んで長くなりがちなのですが、このふたつはきちんと伝えていって、少しでもスタッフや演者のストレスを軽減したい気持ちがあります。ただ、MVを撮るうえで「諦めない気持ち」も大事にしているので、終盤時間がなくなってきたら場を引き締めるために強く言うこともあります。
―「諦めない気持ち」は、具体的にはどのようなときに強くなるのですか?
加藤 先日、あるグループの撮影で、残り20カット(場面)もあるのに、終了時間まであと20分!ということがありました。そこで、細かいカット割りをやめて、カメラを長回しして、メンバーに代わる代わるカメラの前に来てもらい、1行ずつ歌詞を歌ってもらうことにしたんです。時間短縮になったうえに、おもしろい画が撮れました。「最後の最後まで諦めない!」という気持ちで撮影をすると、結果的にいいMVが完成する、ということを信じています。
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MV制作だけでなく、働く環境をハッピーにすることにも挑戦中!
―最新のトレンドや人々の需要を押さえながら独自のMVを作るために、どのような工夫をしていますか?
加藤 YouTubeが誕生する前は、CDショップやテレビで流して宣伝するためのPV(プロモーションビデオ)と呼ばれたものがありましたが、今では誰でもネットで公開できるMVを作ることができる時代になりました。20年前と比べたら、100倍以上に増えたのではないかと思います。わたしは日常的に国内外のMVをチェックして、トレンドの移行に早めに気づくようにしています。割と直感的ですが、確信は持っていますね。たとえば少し前までは、あえてちょっと雑に見せたコミカルなアイデアがあるMVが流行っていましたが、今はその反動も含めて、「ロケ地や撮影法にこだわった、演奏シーンがメインのMV」が90年代のリバイバル的に隆盛しているイメージがあります。こうした流行の切り替わりのタイミングを捉えて、新しい領域に挑戦するようにしています。作り続ける上で、自分のやっていることに飽きないで済むという利点もあると思います。
―MV制作のたびに、挑戦していらっしゃるんですね!
加藤 はい、挑戦していない状態がないです。制約が少なくて柔軟に企画を検討できる案件もいいですが、キャスティングやシチュエーションにある程度制約があると、大喜利のようで挑戦し甲斐がありますね。また、初対面のアーティストには、最初に「やりたくないこと」を聞きます。本人が気持ちよく出演できることは絶対重要です。また、観た人が嫌な気持ちにならないようにさまざまな立場の人に配慮して、少しの演出にも気を配っています。とにかく怒られたくないので(笑)。
―多様性が尊重される今の時代において大切なことですね。それでは、最後に今後の目標を教えてください。
加藤 MV制作は自分の軸としてもちろん続けていきたいですが、そのほかの映像の制作にも挑戦していきたいと思っています。最近始めたお笑いコンテンツの撮影のディレクションですとか、他の映像コンテンツも作りつつ、MV制作に生かしていきたいです。あとは、撮影を手伝ってくれる若者が何人かいるのですが、みんなでハッピーにもの作りができればいいなと思います。映像業界の中には怒鳴り声が飛び交う現場もあり、そうした環境が師匠から弟子に脈々と受け継がれています。「早く独り立ちするぞ」というモチベーションにもなるので、そういう環境を否定はしないものの、業界全体が、というよりは、わたしの周りの人達がハッピーに仕事ができる環境にしたいと思います。
―若い方々が加藤さんの精神を受け継いで活躍していけば、どんどんハッピーな環境が広がりそうですね!
加藤 はい、それもわたしの挑戦の1つです。続けた先の未来が楽しみです。
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トレンドの変化が激しいMV業界の第一線に立ち、常に挑戦しながら新しい作品を生み出し続ける加藤マニさん。社会の変化を捉えながらさまざまな事業にチャレンジするオリックスグループは、「クロスオフィス」を通して挑戦する人々を応援しています。
時代の変化を捉えて挑戦するオリックスグループの「クロスオフィス」
今回、取材・撮影を行った「クロスオフィス六本木」をはじめ、今月オープンしたばかりの「クロスオフィス日比谷」など、都内7カ所に拠点を持つオリックスグループのシェアオフィス。

「クロスオフィス六本木」のコワーキングスペースは、打ち合わせやブレインストーミングにも最適なコミュニティゾーンと、静かな環境で仕事に集中できるクワイエットゾーンに分けられています。さらに、1〜10名用個室や会議室もあり、仕事の内容や気分に応じて最適な空間を選択できます。
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壁面の横約10m、縦約3.5mのウォールアートがインスピレーションを刺激するエントランス
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イスとデスク、キャビネットが完備された3名用個室は、集中して仕事ができる理想的な環境
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会議室は4部屋。写真のようにスライディングウォールを移動させ、2部屋ひと続きで使用することも可能
フリーランスからスタートアップ、大企業で働く人など、さまざまなビジネスパーソンの働き方に柔軟に対応し、仕事に専念できる環境を繊細にサポートします。
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社会の変化を捉えながら、様々な事業に取り組んでいるオリックスグループ。
水族館や旅館の運営といった生活に身近な事業から、発電や空港運営など社会課題の解決につながる事業まで、幅広い分野で挑戦を続けています。
Profile
加藤マニ

1985年生まれ。東京都青梅市出身。年間50本以上のMVを制作する映像ディレクター。企画、撮影、演出、編集をほぼ1人で手がけることも多い、MV業界では異色の存在。
撮影/米山典子 文/川端美穂(きいろ舎)
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